Tsuruokaフードハブキッチン2024年度<秋>「つるおか森の時間」共同開催
2024年11月27日(日)9:00~14:30

開催概要

 『孟宗筍竹林整備と切った竹で野外クッキング🎋』の会、開催しましたー!
 今回はつるおか森の時間と山形大学農学部の先生方、湯田川青年部の皆様とコラボしての開催となりました。
 私たちの街の春の郷土料理の一つである孟宗汁(筍汁)には欠かせない湯田川孟宗筍!今回はその旬が終え次の年への竹林管理、竹林整備の大事さを子供達と一緒に学びました。湯田川青年部の庄司丈彦先生、真田翔先生のもと筍パネルでわかりやすく解説して頂きました! どれでも全て伐採するのではなく、年号(生え伸びた年)をほぼ全て記しタイミングを見て伐採、次の年の筍が生えやすい状態に管理していく。『竹切るぞー‼️🎋』の掛け声と一緒にノコギリの音が竹林に響き渡り、倒れるぞーと最後は根本を引っ張り走る!『ナイスラン!』と! 最初は控えめだった子供達も、『もう一回やりたいっ!』とあちこちで竹切り!
 筍が私たちのところに届くには綺麗に切られ洗われて選別箱詰めまでなってお店やスーパーに並ぶ。その背景にはこのような竹林整備をしている事、有り難みを改めて学びました。その切った竹をケヤキの森に運びいざ、調理体験、、、の前に器作りや、箸、串作り、流しそうめんの竹のレーンも子供達と一緒に作りました!
🎋天然なめこのお出汁で流しにゅうめん🎋
(ハレトケあつし先生が事前に採って来て頂いた天然なめこと庄内小麦を使用した富樫製麺さんの素麺)
🎋竹の上でのBBQ!🎋
(地元野菜に山大スマートテロワールさんより不揃いや規格外のベーコン、ウインナー、ハムで)
『おいしー!温まるぅ!』と晩秋の自然で食べる温かな流しにゅうめん、天然なめこのお出汁はなんとも心も体も温まりました!
『いただきます』から『ごちそうさま』まで。火をおこし、食べるための物も全て自然から頂いた恵みで、まかなう。なんでもある時代、すぐ簡単に食べれる今だから、この大変さと自然への感謝を大切におもう。春の筍を掘る会はあるけど、いつか竹林整備もやりたいねを開催させて頂いた湯田川青年部の皆様本当にありがとうございました!
ご参加頂いた皆様はじめ、湯田川青年部の皆様、山形大学農学部の先生の皆様、サスティナメンバーの皆様、本当にありがとうございました!


 その後、山形大学農学部、菊池先生方の案内のもとケヤキの森の散策!
 秋の終わりから冬の準備へと移り変わる森林、山々。紅葉や針葉樹と広葉樹のお話し、自然界の営みの話しなどなど。森との時間が取れる鶴岡だからこそ、森と触れ合い、森を知り、自然に感謝し自然と共にを未来に繋いでいきたいと。山から里そして海へ、全ては繋がって循環している。畜産に必要な餌も飼料も畑の肥料も循環している。という事を子供達と一緒に学びました。
 今回、使わせて頂いた食材のハムやウインナーをご提供頂いた山大農学部庄内スマート・テロワールさん。
 美しい未来 スマート・テロワールとは、農と食を地域の中で循環させ、持続可能な食料自給を目指す取り組みです。農学部がある鶴岡市を中心とする庄内地域において、地域の風土を活かしながら、①耕種農家と畜産農家の連携により農畜産物を生産し、②農業者と加工業者が一体となって加工食品を製造し、③加工業者と地域の小売店が連携して地域内で販売し、④消費者が望む加工食品を地域に提供する、これら全てを地域内で完結できる“循環型の経済圏(農村社会)”を目指しています。本当に素敵です。
 味噌も、納豆も、小麦(麺、ラーメン、パスタ、麦切り、パンも)市内の産直、スーパーでご購入頂けますので是非、地域内消費していきましょう!
 今回、共同開催させて頂いたつるおか森の時間、山形大学農学部の先生方、本当にありがとうございました!

日時

令和6年11月27日(日)
10:00~14:00

会場

ケヤキの森
鶴岡市藤沢

募集

対象:小学5年生~高校生
参加費:1組 1,000円
募集定員:親子10組
※追加1名500円となります。

開催の様子

ありがとうございました!